【体験レポート】燻製づくりイベント
レポート

4/12(土)5/11(日)に、里山シェア大井松田会員限定で『簡単燻製づくりイベント』を行いました。
この時期は、春から夏へ移り変わる季節です。里山シェアの畑は野菜たちが瑞々しく、生命力がみなぎっている様子が見られます。
そんな畑を眺めながら行う燻製づくりは、今回35名の会員様にご参加いただき、開放感の中で楽しく美味しく盛り上がりました。
燻製とは、食材を燻煙し水分を減らすことで保存性を高めたり、うま味を凝縮させたり、煙の成分が殺菌抗菌効果を発揮するなど、たくさんのメリットがある調理方法です。
そんな燻製づくりを簡単に短時間で行う方法を、皆様に体験していただきました。
使う道具は、カセットコンロと100円ショップでも買えるステンレスのボウル2個と網、アルミホイルとチップ。これだけです。
チップの種類は様々あるのですが、今回は香りが強く人気のある『さくら』を使用しました。その他にも、りんご・くるみ・メープル・ウイスキーオークなどのチップがありますので、飽きずに色々と試してみたくなります。
食材を網に乗せコンロの火をつけると、ボウルにセットした桜チップからもくもくと煙が上がってきます。それを確認したら、上にもう一回り小さいボウルをかぶせ蓋をし、中を煙で充満させます。
火加減を調整しながら待つこと7分。そこで火を止め、中の煙が落ち着くまで10分ほど待ちます。
待ち時間は野菜の収穫タイムです。タマネギやカブ、ミニチンゲン菜やスナップエンドウなど、美味しい有機無農薬野菜をたくさん収穫していただきました。
収穫している皆様の嬉しそうな笑顔を見られて、スタッフ一同は日頃の疲れなど一瞬で吹き飛んでしまいました。
野菜の収穫が終わり燻製ボウルの蓋を開けると、そこには香ばしく燻製された食材が!桜スモークの香りが食欲をそそります。
ご希望の方には、用意したノンアルコールビールやレトロな瓶の炭酸飲料をご購入いただき、『炭酸の喉ごしと燻製の美味しいコラボ』をお楽しみいただきました。
「こんなに簡単に美味しい燻製ができるなら、帰りにボウルと網を買いに行こう」というお声もいただき、喜んでいただけて本当に嬉しいです。火の取り扱いには十分気を付けながら、簡単燻製を楽しんで頂けたら幸いです。