サポート付レジャー農園|里山シェア大井松田(神奈川)

【体験レポート】梅シロップ作りイベント

レポート

【体験レポート】梅シロップ作りイベント
7/6(土),12(土),13(日)の3日間、里山シェア大井松田では「2種の梅シロップ作り」を行いました。梅雨明け前だというのに気温は真夏です。これから長く続く暑さに備えて梅シロップを作り、夏バテせず元気に畑に来られるように…との思いも込めて企画させていただきました。 まず、梅シロップの健康効果についてお話させていただきました。梅シロップには暑い夏を乗り切るための健康効果があります。梅の収穫時期が、そのあとに訪れる酷暑にそなえて梅シロップを仕込めるようになっているのも、自然の偉大さを感じます。 今回は2種類のシロップを作りました。①希少な小梅パープルクイーン&可愛い金平糖 ②紀州南高梅&体に優しいてんさい糖です。 「パープルクイーン」という紅紫の小梅は、ほとんどの方が今回初めて知ったというほど珍しい梅です。和歌山県JA紀南だけが栽培しており生産量も少ない小梅です。事前に仕込んでおいた梅シロップを約4倍の天然水で割ったものを試飲していただいたのですが、そのサクランボのような味と香りに皆様「美味しい」と顔を輝かせていらっしゃいました。 2種類目、「南高梅」&「てんさい糖」のシロップは、てんさい糖に注目してご説明させていただきました。 てんさい糖とは、見た目がダイコンに似ている「てん菜」という野菜から作られる砂糖なのですが、その野菜がまさかホウレンソウの仲間だったとは誰一人予想できませんでした。ミネラルとオリゴ糖を含んだ「てんさい糖」について、今回新たに知って頂けて嬉しかったです。 こちらの試飲も、爽やかで美味しいとのお声をいただけました。 2種類を飲み比べして頂いたことで、「梅や砂糖の種類を変えるだけで全く違った特徴のシロップを作ることができる」という体験をしていただけたと思います。 その他にも、様々な砂糖の種類をご紹介させていただきました。   組み合わせを変えるだけで自分オリジナルの梅シロップができるかと思うと、考えるだけでワクワクしてしまいます。わたくし個人的には新たにアガベシロップで作ってみようかなと思っております。 今回、使用する梅は冷凍したものを使いました。冷凍することで梅の繊維が壊れエキスが早く出てくるので、仕上がりが早く失敗しにくいからです。 梅のヘタを取り、ビンに梅と砂糖を交互に入れたら写真撮影タイムです。日ごとにエキスが溶け出して、時間が経つにつれ可愛い金平糖も溶けていきます。 リビングやキッチンに置いてもお洒落な雰囲気のビンをご用意させていただきましたので、毎日忘れずにクルクルとビンを回して梅と砂糖を絡ませていただいたら1週間で飲みごろです。 飲み方は、水や炭酸水や牛乳で割ったり、シロップをそのままヨーグルトやバニラアイスにかけたり。残った梅は丸ごと紅茶にドボンと入れたり、刻んでドレッシングやお菓子作りの際に混ぜたり。使い方は様々です。 今回のイベントでは、いつもとは違う特別な梅シロップを作れたことに、お喜びの声も頂きました。来月は「ブルーベリー狩りと採れたてブルーベリーを使った冷たいフローズンヨーグルト作り」を行います。ぜひ暑い中でも、体調に気を付けつつ楽しんで頂けたら幸いです。